皇居一周散歩のすゝめ

東京駅で暇になったら何をすると良いでしょうか?

入場券を買う? 確かに、様々な車両が行き交う様を眺めるのは楽しいものです。
ヤエチカでショッピングしたり食事をする? 色々な店がありますから、十分楽しめるでしょう。
ですが、お金を使わずとも楽しめるものもあります。
皇居一周散歩です。

一周の場合2時間程かかり体力も消費しますが、様々な景色を見て回るのは楽しいものです。

この記事では、実際に投稿者が撮影した写真と共に、皇居周辺の建築物等を紹介して皇居一周散歩の楽しさを伝えていきます。

地名について

この記事では皇居周辺の地名を使用しますので、適宜上図をご参照ください。

東京駅〜国会議事堂

この区間はビジネス街や官公庁施設が多く、皇居ランナーや観光客が比較的多く訪れます。

東京駅丸の内口からスタートします。

丸の内駅舎から180°後ろを向くと、行幸通りが見えます。 両脇に都道404号の車道があり、その間には幅が広い歩行者用の通路が設けられています。 皇室の式典等の際は、馬車が東京駅から歩行者用通路を通り皇居へと向かいます(出典)。

国道1号との交差点から南に向かうと、馬場先濠越しに東京ミッドタウン日比谷や日比谷公園が見えます。

お堀に沿って南下すると、馬場先門の北東側に明治生命館が見えます。

明治生命館は1934年竣工の重要文化財で、終戦から1952年迄はGHQの対日理事会の会場としても使用されました(出典)。

日比谷公園の外縁部を西進すると霞ヶ関に入ります。

画像は凱旋濠付近から南を見ており、左側は法曹会館を挟んで法務省、公正取引委員会等の建物、右側はレンガ造りの法務図書館の後ろに東京高裁の建物があります。

少し進むと桜田門の標識があり、交差点の方向を向くと警視庁とその左側に総務省や外務省、更に左奥には虎ノ門ヒルズが見えます。

Ψ字の国会前交差点を直線的に進むと国会議事堂が目の前に見えます。

また、国会前庭には日本水準原点があります。

三宅坂〜駐日インド大使館

この区間は皇居の西側に位置し、比較的落ち着いていて人通りの少ない区間となっています。

国会議事堂から坂を北に下って国道20号と国道246号の交差点に出ると、桜田濠を隔てて霞ヶ関や日比谷を見渡す事ができます。

皇居の西側は武蔵野台地東端の山の手台地に位置しており、国会議事堂〜桜田門〜坂下門〜東京国立近代美術館〜九段下の付近に台地の東端が位置しています(出典)。

この付近は台地上にあるため、お堀の深さも深くなっています。

三宅坂を北に進むと、西側に国立劇場が見えます。

半蔵門を通過して千鳥ヶ淵公園の付近に駐日英国大使館があります。

イギリスの大使館に相応しく、欧州風の建築となっています。

墓苑入口交差点からは千鳥ヶ淵緑道がお堀に沿って伸びており、千鳥ヶ淵緑道の南側は首都高都心環状線と並行しています。

都心環状線は北の丸公園付近で皇居を通過しており、緑道からは都心環状線がお堀を跨いで代官町のトンネルに入っていく様子が観察できます。

また、千鳥ヶ淵緑道は東京駅から離れている影響か、執筆者が訪れた際は皇居周辺で最も人が少ないエリアとなっていました。

千鳥ヶ淵緑道が九段坂に合流する地点の近くには駐日インド大使館があり、英国大使館とは変わってガラス張りの現代的な建物となっています。

田安門〜皇居外苑

この区間は九段や大手町等を通り、再び人通りが多くなっています。

交差点から田安門を見ると、武道館の屋根が門に被さっているように見えます。

撮影日、武道館では凛として時雨のイベントが行われていました。

九段下から九段南へ向かうと、千鳥ヶ淵緑道からあまり見えなくなっていた高層ビルが再び現れます。

そこから南下し、一ツ橋の付近では、千鳥ヶ淵緑道で見た都心環状線が再び現れ、竹橋ジャンクションの立体交差を下から眺める事ができます。

竹橋を渡ると東京国立近代美術館があります。

この道を進むと、都心環状線と同様に皇居を通過し、千鳥ヶ淵交差点に至ります。

また、竹橋のそばには白い円柱が特徴的なパレスサイドビルディングがあります。

東京消防庁前からは大手町の高層ビル群を左に都道301号を下り、東京駅から行幸通りを進んで左折した地点から200m程離れた、皇居外苑の北端で一周は終わります。

皇居外苑からは大手町や有楽町、霞ヶ関のビル群を眺望する事ができます。

記事の前半ではお堀に沿って進みましたが、東京駅から桜田門の間は皇居外苑を通るのも良い方法です。